リーダーシップを考え直す

リーダーシップは、みんなもう持っている

リードザセルフ

この言葉を知っている方は
もうこの記事を80%理解しているようなものです。

リーダーということばに見慣れすぎて
その意味については深く考えられていないなー
と感じました。

就活でも飽きるほど聞かれるこの言葉を、
よーく考え直してはっきりさせたいと思います。
リーダーへの捉え方がポジティブになってくれたら嬉しいです!

リーダーを考え直したくなったきっかけ

なんだかリーダーって、
与えられるもので重苦しいもの
っていうイメージありませんか?

社会に出る
ということを意識しはじめた大学3年生のとき。

『リーダーシップの旅』

という本に出会いました。

この本を読んで、リーダーのとらえ方が大きく変わりました。

リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)


リーダーという存在には身近だった小・中学生時代

役割として与えられることで、責任感や使命感を高めて
みんなを引っぱる力ができあがります。

筆者が小学生のとき、中学生のときに
たくさんのリーダーという役割を与えられました。
自分から望んでリーダーをしたこともあります。

でも当時の筆者には、責任感や使命感を高める効果はありませんでした。
というよりも、リーダーを上手く活かす力がありませんでした。
筆者は、その役割を自分ごとだと感じていませんでした。

「誰かが自分に押しつけたもの」

くらいに思っていました。
また、周りのみんなの期待を裏腹に

「リーダーになれたんだから自分は認められている」
(認められるその先は考えず)

これで満足していました。
そして大きなアクションは起こせず、
満足いかない結果に…
そんな捉え方でした。

なので結局、みんなから好感を持ってもらえてはいたものの、
信用をしてくれている人はほとんどいなかった気がします。

こういったことが続き、
『ここぞというときに力を発揮できない』
そんな状態が普通になってしまいました。

その転換期が、はじめに書いた『大学3年生』に出会った本です。

リーダーシップは気づいたら身についている?!

そんな感じで、ここぞの力がない筆者が
出会った本で気づいたことはただひとつ。

『リーダーシップは、
リーダーとして選ばれた人だけに求められるものではなく、
すでにみんなの中に存在しているものなんだ』

どんなに些細なことでも、
「こうしたい!」と思うことを行動していくだけで
リーダーシップは芽吹いているんだと気づきました。

それを人に伝え続ければ、共感した人がついてくる。
共感した人たちが集まって行動すれば、環境を変えていく。

重苦しいものでもなんでもなく、
あふれ出す思いを伝えていくことで
自然とリーダーシップを発揮できているんです。

役割として与えられた役職で、
「こうしたい!」
を見つけて納得のいく成果を全員で探すきっかけづくりが
リーダーシップのはじまりです。

また、もっと大きな視点で見ると、
自分の目標や夢、見たい景色に対しても
言葉があふれ出すくらいに自分と向き合うことで
リーダーシップの旅ははじまります。

リーダーシップの旅をはじめている人はたくさんいる

筆者が尊敬しているので、ほんの一例として挙げますが、
株式会社CRAZY創業者の山川咲さんや、
えんとつ町のプペル』や『魔法のコンパス』を書いている西野亮廣さんは
リーダーシップの旅をはじめている人のうちのひとりだと
勝手に感じています。
自分にしか見えていない世界を描こうとしている方は、
とてもかっこよくうつりますね。


リーダーシップに関して、深く研究している
『リーダーシップの旅』
新たな自分に出会えるきっかけになる一冊です。
ぜひご一読を!



リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)